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矯正治療は痛いの?期間・痛みの強さ・4つの対処法を解説

矯正治療は痛いの?期間・痛みの強さ・4つの対処法を解説
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矯正治療を受けるか悩んでいる患者さまから

キョウ子

矯正治療は痛いって噂だけど、どれくらい痛みが続きますか?

キョウ美

痛みに弱いのですが、矯正治療の痛みに耐えられるでしょうか?

と質問をいただくことがあります。

たしかに、矯正中の痛みについて事前によく知っておかないと、痛みへの不安で治療を受けるか否かを決められませんよね。

そこで本記事では、日本矯正歯科学会・認定医の下元が、

  1. 矯正治療は痛いの?期間や痛みの強さ
  2. 矯正治療が痛いと感じる2つのタイミング
  3. 矯正治療が痛いときの4つの対処法

の順に、「矯正治療中の痛み」に関連する役立つ情報をまるっとわかりやすく紹介していきます。

矯正認定医:下元

ぜひ、ご一読くださいね^^

執筆者

下元 康英(しももと やすひで)

2009年に大阪・梅田で、オランジェ矯正歯科グループ1つ目の歯科医院を開院。

現在は、大阪(梅田)・東京(新宿)の2院で理事長と矯正担当医を兼務している。

当サイトでは、「営利目的ではない正しい歯科知識を広めたい」という想いから、デメリットやリスクも含めた患者さまに本当に役立つ情報を紹介。

執筆者
矯正担当医
日本矯正歯科学会・認定医
オランジェ矯正歯科グループ理事長
目次

矯正治療は痛いの?期間や痛みの強さ

矯正治療は痛いの?期間や痛みの強さを解説

結論からお伝えすると、矯正治療は「歯に圧力をかけて動かす治療法なので、痛みを伴うケースが多い」です。

ただし、

  • 治療中、ずっと痛いわけではない
  • 治療が進むと、痛みが緩和されるケースが多い
  • 痛みのピークは数日で終わるケースが多い
  • 痛みの感じ方はかなり個人差がある

など、耐えきれない痛みがずっと続くわけではないので、痛みが理由で治療を中断する患者さまの話はあまり聞いたことがありません。

矯正認定医:下元

とはいえ、具体的な「痛みが続く期間」や「痛みの強さ」は、先に知っておいたほうが安心ですよね。

この次に、痛みの種類別に詳しく紹介していくのでぜひ読み進めてみてください!

①歯が動く痛み(噛むときの痛み):初日~4日前後

矯正治療で歯が動く痛みは、「矯正装置を装着・調整した初日~4日で落ち着くケースが多い」です。

装着・調整後24時間~48時間後に痛みのピークを迎えますが、3日~4日程度でかなり緩和されてあまり痛みが気にならなくなります。

痛みの感じ方は個人差が大きいですが、

  • 歯が浮いたような痛み
  • 少し痒いような痛み
  • ダル重い痛み
  • 食べ物が歯に挟まった感覚

など全体的に鈍い痛みを感じる方が多く、普段は鋭い痛みを感じる人はほとんどいません。

ただし、歯が動くことで神経が敏感になっているので、食事中に噛んだときに痛みを強く感じるケースが多いです。

特に、

  • 硬いバゲットなどのパン
  • せんべい
  • スルメイカ
  • とうもろこし
  • りんご
  • 肉類

など噛み切る力が必要になる食材は、噛むときに強い痛みを感じます。

そのため、食事中の痛みを軽減したい方は、矯正装置を装着してから4日前後は強い力で噛まずに済む食事を選ぶのがおすすめでしょう。

矯正認定医:下元

具体的なおすすめの食事は、記事後半の『矯正治療の痛みを軽減する4つの対処法』で紹介しています。

あわせて参考にしてくださいね!

②矯正装置による痛み:初日~2週間前後

矯正装置による痛みは、「矯正装置を装着・調整した初日~2週間前後で落ち着くケースが多い」です。

矯正装置による痛みの原因は、大きく

  1. 矯正装置が頬の粘膜に当たって痛い
  2. ワイヤーが頬の粘膜に刺さって痛い
  3. 矯正装置が舌に当たって痛い

の3つになります。

1の場合はお口の中が装置に慣れるまで、矯正装置が頬の粘膜に直接当たらないように矯正用ワックスで装置を覆う対処法がおすすめです。

2の場合は、歯が動く影響でワイヤーが後ろから徐々に出てくることが関係しています。

担当医に相談の上、クリニックでワイヤーを切ってもらえば気にならなくなるでしょう。

3の場合は、裏側矯正(舌側矯正装置)で治療した際に感じる痛みです。

装置が歯の裏側に付いているので、どうしても舌と装置が当たって痛みや違和感を感じやすくなります。

慣れるまでは、矯正用ワックスや痛み止めなどで対処するのがおすすめでしょう。

矯正認定医:下元

当院では、矯正治療の痛みが心配な方のために「お試し矯正システム」をご用意しております。

治療法によっても痛みの出方が異なるので、装置が自分に合っているか試してから治療法を選択したい方はぜひご利用ください!

では次に、「矯正治療の痛みを感じるタイミング」についてお話していきます。

矯正治療が痛いと感じる2つのタイミング

矯正治療が痛いと感じる2つのタイミング

矯正治療の痛みを感じるタイミングは、

  1. 新しく矯正装置を付けたとき
  2. 装置の調整を行ったとき

の2つです。

新しく装置を付けたりワイヤーの調整などを行ったりすると、歯に力が加わります。

その影響で、歯の周囲の神経や血管が圧迫されて炎症が起き、痛みを感じるのです。

また、矯正装置を付けている状態にお口の中が慣れていないと、最初は装置が粘膜に当たり痛みを感じやすくなります。

ただし、どちらも前述したとおり、痛みがずっと続くわけではないのでご安心ください。

装置の調整も、通常は回数を重ねるごとに痛みを感じにくくなります。

痛くないと、歯が動いてないって本当?

ここまで矯正治療の痛みについてお話しましたが、痛みを感じなくても歯は動いています。

「痛い=歯が動く」というわけではなく、全く痛くなくても歯が動いてることもあるのです。

痛みの感じやすさは個人差がかなり大きいので、

キョウ菜

すごく痛いから、たくさん動いてるはず!

キョウ香

あまり痛くないから、治療がうまくいっていないのかも…。

と考えるのはどちらも誤りです。

矯正認定医:下元

痛みの強さや頻度と歯の動く大きさは比例しないので、ご安心してくださいね!

では次に、そんな矯正治療の痛みを軽減する具体的な対処法について紹介していきます。

矯正治療が痛いときの4つの対処法

矯正治療が痛いときの4つの対処法

矯正治療の痛みを軽減する対処法は、大きく

  1. 矯正用ワックスを使用する
  2. 患部を冷やす
  3. 噛む力を必要としない食事をする
  4. 痛み止めを飲む

の4つです。

矯正認定医:下元

それぞれ詳しく紹介していきますね。

①矯正用ワックスを使用する

矯正治療の痛みを軽減する1つ目の対処法は、「矯正用ワックスを使用する」です。

これは矯正装置が当たって痛いときに有効な対処法で、ブラケットなどの装置が当たっても痛くないように、柔らかい矯正用ワックスでカバーしていきます。

ただし、矯正用ワックスは非常に柔らかく痛みの軽減効果が高い一方で、水に弱く食事中に取れやすいデメリットがあります。

そのため、頻繁に取れるのが気になる場合には、担当医と相談して取れにくい形状のものに変えてもらうのがおすすめです。

矯正治療に積極的な歯医者であれば、矯正用ワックス以外の選択肢も用意されているケースが多くなります。

②患部を冷やす 

矯正治療の痛みを軽減する2つ目の対処法は、「患部を冷やす」です。

諸説ありますが、

  • 歯の周囲の神経や血管が圧迫された影響で
  • 炎症が起きて痛みを感じているので

氷のうやアイスノンで頬側から患部を冷やすと痛みが緩和されると言われています。

ただし、科学的根拠が乏しいため、患部を冷やして痛みを緩和する方法は気休め程度に考えておくのが無難でしょう。

③噛む力を必要としない食事をする

矯正治療の痛みを軽減する3つ目の対処法は、「噛む力を必要としない食事をする」です。

これは噛むときの刺激を減らして、痛みを軽減する対処法になります。

具体的には、

  • リゾット・雑炊・おかゆなど柔らかいご飯
  • 豆腐料理や卵料理
  • ひき肉をつかった料理(ハンバーグなど)
  • 具材をトロトロに煮込んだスープ
  • スムージー
  • ヨーグルト
  • プリン
  • ゼリー

などがおすすめでしょう。

また、矯正ワイヤーは形状記憶合金のものが多く、その力を最も発揮するのは42度くらいになります。

そのため、熱いお茶などを飲むと歯の痛みを感じやすいです。

一方で、矯正中は歯の神経が過敏になっている影響で、アイスなどの冷たいものが虫歯ではないのにしみるケースもあります。

こちらは、大体1週間前後で症状が落ち着くケースが多いです。

矯正認定医:下元

「症状が悪化する」「痛みが強すぎて不安」な場合には、遠慮なく担当医に相談してみましょう!

④痛み止めを飲む

矯正治療の痛みを軽減する4つ目の対処法は、「痛み止めを飲む」です。

こちらは歯が動くことで炎症が起きて痛みが出ているのを緩和するのに、おすすめな対処法です。

市販薬のイブやバファリンでも大丈夫ですし、ご希望があれば痛みの程度に合わせて

  • カロナール(鎮痛効果は穏やかだが、胃腸障害などの副作用が少ない)
  • ロキソニン(鎮痛効果を期待できるが、胃腸が弱い方は注意が必要)

の鎮痛剤を処方できます。

矯正治療は痛いの?の結論

それでは最後に、「矯正治療は痛いのか?」で重要なポイントを簡単におさらいしていきます。

本記事のまとめ

矯正治療は「歯に圧力をかけて動かす治療法なので、痛みを伴うケースが多い」です。

ただし、食事中以外に感じる痛みは鈍痛なことが多く、痛みが続く期間も

  • 歯が動く痛み(噛むときの痛み):初日~4日前後
  • 矯正装置による痛み:初日~2週間前後

になっています。

痛みを感じるタイミングは、

  1. 新しく矯正装置を付けたとき
  2. 装置の調整を行ったとき

の2つで、装置の調整は回数を重ねるごとに痛みを感じにくくなります。

また、痛みの頻度や強さは個人差が大きく、痛みを感じていなくても歯は動いているので心配をする必要はありません。

矯正治療中の痛みを軽減する対処法は、

  1. 矯正用ワックスを使用する
  2. 患部を冷やす
  3. 噛む力を必要としない食事をする
  4. 痛み止めを飲む

の4つになります。

以上、今回は「矯正治療は痛いのか?」についてお話しました。

矯正認定医:下元

当院では痛みへの不安が強い方のために、「お試し矯正システム」や「痛みを軽減する形状記憶ワイヤー」など痛みに配慮した矯正治療をご用意しております。

”矯正はしたいけど、痛いのが苦手で勇気が出ない方”は、ぜひまずは初回カウンセリングにてご相談ください^^

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