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【歯が大きい悩み】3つの原因&対処法を歯科医師が解説

【歯が大きい悩み】3つの原因&対処法を歯科医師が解説
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キョウ子

歯が大きいのがコンプレックスだけど、どうすればいいんだろう?

キョウ美

歯医者で歯を削ってもらうしかないのかな?

など、歯が大きいことに悩んでいる患者さま…。

実は、歯が大きい原因は1つではありません。そして、何が原因で歯が大きいかによって対処法(治療法)も変わってくるのです。

そこで本記事では、日本矯正歯科学会・認定医の下元が「歯が大きいと感じる3つの原因&対処法」を一般の方にもわかりやすく紹介していきます。

矯正認定医:下元

本記事を読めば、歯が大きい悩みがあるときにどうすればいいか分かるようになりますよ!

記事後半では、お子さまの歯が大きい場合の対処法も紹介しているのであわせて参考にしてください。

執筆者

下元 康英(しももと やすひで)

2009年に大阪・梅田で、オランジェ矯正歯科グループ1つ目の歯科医院を開院。

現在は、大阪(梅田)・東京(新宿)の2院で理事長と矯正担当医を兼務している。

当サイトでは、「営利目的ではない正しい歯科知識を広めたい」という想いから、デメリットやリスクも含めた患者さまに本当に役立つ情報を紹介。

執筆者
矯正担当医
日本矯正歯科学会・認定医
オランジェ矯正歯科グループ理事長
目次

歯が大きい悩みを解消しよう!3つの原因&対処法

歯が大きい悩みを解消しよう!3つの原因&対処法

歯が大きい悩みは同じでも、歯が大きく見える原因と対処法は、

  1. 歯そのものが大きいケース
  2. 歯並びで他の歯より大きく見えているケース
  3. 歯周病で歯が長く見えているケース

で大きく異なります。

矯正認定医:下元

どういうことか、それぞれ詳しく解説しますね。

①歯そのものが大きいケース

1つ目の歯が大きいと感じる原因が、「歯そのものが大きいケース」です。

歯が大きいことに悩んでいる方のほとんどは、上の前歯の大きさを気にされていると思います。

この上の前歯の平均的な大きさ(幅径)は、

  • 男性:約8.6mm
  • 女性:約8.5mm

です。

つまり、上記の数値を大きく上回る大きさの場合には、遺伝的な要素などで歯そのものが大きいと判断されます。

対処法

ストリッピング

歯そのものが大きい場合には、「ストリッピング」と呼ばれる方法で、歯を左右から最大0.5㎜程度削るケースが多いです。

歯をストリッピングで小さくした後は、歯と歯の間のすき間を矯正治療でなくす必要があります。

ただし、削りすぎた場合には、

  • 虫歯
  • 歯周病
  • 知覚過敏

などの症状が出ることもあるので注意しなければなりません。

矯正認定医:下元

ストリッピングで歯を小さくする場合は、経験豊富な矯正専門の歯科医師とよく相談してから治療するのがおすすめですよ!

②歯並びで他の歯より大きく見えているケース

2つ目の歯が大きいと感じる原因が、「歯並びで他の歯より大きく見えているケース」です。

具体的には、

出っ歯(上顎前突:じょうがくぜんとつ)

1.出っ歯

正式名称:上顎前突(じょうがくぜんとつ)

デコボコの歯並び(叢生:そうせい)

2.デコボコの歯並び

正式名称:叢生(そうせい)

などの影響で歯が大きく見えているパターンが多くなります。

そして、歯が大きい悩みを作っている原因のほとんどが、この”歯並び”によるものであるケースが多いのです。

「歯そのものが大きいケース」はあまりないので、もし大きく見えたらまずは歯並びを疑ってみましょう!

対処法

矯正治療
※代表的な矯正治療

歯並びで他の歯より大きく見えているケースでは、矯正治療をするのが1番の対処法です。

矯正装置をつけて歯並びを正しい位置に移動すれば、前歯が悪目立ちしないようになります。

ただし、

  • 上の前歯が大きく突き出ている
  • デコボコ具合が重度

なケースでは、後戻り※を防ぐために奥歯を抜いてスペースをつくる場合もあります。

矯正認定医:下元

抜歯をせずに矯正装置をつけるだけで、状態を改善できるケースも多くあります。

まずは、矯正専門の歯科医師に相談をしてみてくださいね!

後戻り(あともどり)とは?

矯正治療後に、歯が矯正前の位置が元に戻ってしまう現象のこと。

③歯周病で歯が長く見えているケース

歯周病

3つ目の歯が大きいと感じる原因が、「歯周病で歯が長く見えているケース」です。

歯周病が進行すると、歯を支えるアゴ骨が溶かされ、その上にある歯茎も痩せてしまいます。

すると、歯茎が下がる影響で歯が長くなり大きく見えてしまうのです。

対処法

歯周病で歯が長く見えているケースでは、歯周病治療だけでなく、歯周外科手術(歯ぐきの移植など)が必要になるケースがあります。

なぜなら、歯を支える骨が溶かされるほど歯周病が進行している場合には、歯ぐきの移植手術などを受けない限り、元の見た目には戻せないからです。

矯正認定医:下元

歯茎の移植などは、どこの歯医者でも受けられる治療ではありません。

歯周外科手術が必要になるので、歯周病治療に精通した歯医者で相談をしましょう!

歯が大きい悩みがあるなら、まず歯医者に行くべき理由

歯が大きい悩みがあるなら、まず歯医者に行くべき理由
※オランジェ矯正歯科グループの診療風景

ここまで紹介したように、一口に歯が大きいといっても原因や対処法はそれぞれ異なります。

一般の方が、自分で

  • 何が原因なのか
  • どうすればいいか

を判断するのは、かなり難しいでしょう。

ですので、もし「歯が大きい悩み」があるのであれば、まずは矯正治療を専門にした歯科医師に相談して検査・診断を受けるのが1番です。

矯正認定医:下元

歯が大きく見えている原因がわかれば、対処法もわかります。

正直、歯医者に行くまでのハードルは高いかもしれません。

しかし、カウンセリングで話を聞くだけでも、今後の治療法の見通しがつくこともあるのでまずは1人で悩まずに相談してみてくださいね!

子供の前歯が大きい場合は抜歯矯正したほうが良い?

子供の前歯が大きい場合は抜歯矯正したほうが良い?

子供のアゴの成長は、

  • 上アゴが5歳~6歳
  • 下アゴが15歳~16歳

がピークです。

そのため、

  • 生え変わりの時期は、前歯が大きく目立ちやすい
  • 一時的に出っ歯に見えても、成長とともに気にならなくなる

といったケースが多くなります。

過度に心配をして、治療を急ぐ必要はないでしょう。

ただし、歯並びに問題があって歯が大きく見えているケースもあります。

気になる場合は、一度矯正専門の歯科医師に相談してみるのがおすすめです。

矯正認定医:下元

お口の中の状態に合わせて、抜歯や矯正治療を提案してくれますよ!

結論:歯が大きい悩みの原因&対処法

それでは最後に「歯が大きい悩みの原因&対処法」の重要なポイントだけを簡単におさらいしていきます!

本記事のおさらい

歯が大きく見える原因は、

  1. 歯そのものが大きい
  2. 歯並びで他の歯より大きく見えている
  3. 歯周病で歯が長く見えている

の3つです。

対処法は、

  1. 歯が大きい場合:削って矯正治療
  2. 歯並びの影響:矯正治療
  3. 歯周病の影響:歯周病治療&歯周外科手術

になります。

どちらにしても、一般の方が自分で原因や対処法を判断するのは難しいです。

歯が大きい悩みを解消したい場合には、まず矯正専門の歯科医師に相談してみるのがおすすめです。

子供の前歯が大きいのは、一時的なケースが多くなります。

成長に従って問題が改善するか様子を見てから、矯正治療を検討しても良いでしょう。

以上、今回は歯が大きい悩みを持つ方向けの内容を紹介しました。

矯正認定医:下元

「歯が大きいのが、ずっと気になっていて…」という方は、一度矯正専門の歯医者で検査を受けて”歯が大きく見える原因”を調べてみてくださいね!

原因さえ分かれば、今後どうすれば悩みを解消できるかの将来的な見通しがつくようになりますよ。

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